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フランツ・シューベルトのピアノソナタ第9番ロ長調(ドイッチュ番号D575)はピアノソナタとしては数少ないロ長調作品。1817年作曲。出版は死後の1864年。4楽章構成で全楽章がソナタ形式で統一されている。変わった調性の選択・緩徐楽章にもソナタ形式を適用することなど、完成作品の中に作曲者の意表をついた創意が多く盛り込まれている。 :なおこの作品もピアノソナタ第10番とされるなど、いまだ研究の整理が完全ではない。 == 曲の構成 == *第1楽章 Allegro ma non troppo ロ長調 4/4拍子 :主題は力強いH-Dis-Fisのユニゾン。第2主題は左手の3連符の上に右手の調性不安定な旋律。第1楽章としては簡略でコーダもない漠然とした締めくくり。 *第2楽章 Andante ホ長調 3/4拍子 :付点リズムのついた歌謡風の主題。変奏が中声部に修飾を伴って繰り返される。抒情的な緩徐楽章。中間部で突発的に情熱が迸るあたりは既に後期のソナタを予告している。 *第3楽章 Allegretto ト長調 3/4拍子 :中間部はニ長調。ユニゾンの主題。中間の小楽章であってもソナタ形式を崩していない。 *第4楽章 Allegro guisto ロ長調 3/8拍子 :明朗な終楽章。転調も巧妙で2対1のリズムが全曲を支配する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピアノソナタ第9番 (シューベルト)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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